『ワタシノコト』2024年の上演が決まり、
夜の部、スピンオフライブ案が浮かんだ時に、
「上野哲也さんをゲストにお呼びしたいです!」
と、反射的に言葉が出ました。
上野哲也さんとは、「ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル」で初共演でした。
初演時、稽古場への行き帰りをずっと杖をつきながら、
芝居の中のリアルを追求し続ける姿勢を目の当たりにしていました。
目の当たりにし過ぎて、歩いている上野さんに声をかけずに、後ろからゆっくり上野さんの身体に起こっている変化を観察し続けて、稽古場までの道のりを尾行し続けた程、目の当たりにしてきました。笑
上野さんには、安易な話はできません。
話始めた時に、まず目をロックオンされて、心の底まで読み込まれるような空間を作り出す上野さん。
そこから、その会話の根幹をどう捉えるかを自分軸でしっかりと考え、言葉が出てきます。
ここがまず大好きです。笑
「いい加減な答え」ができない方なんです。
そこから上野さんがどのようなものに興味を持ち、
どのような感性で今までの人生を生きてきたのか、
稽古場での少しの空き時間や、
本番が始まってからの早替え場での会話の中で探り始めました。
真っ直ぐです。
どこまでも真っ直ぐです。
例え左に曲がった方が絶対近道だとしても、
上野さんは今まで踏み締めてきた道とこれから目の前に見えるであろう
見果てぬ夢への歩みを止めることなく、真っ直ぐに進み続けます。
もはやセルバンテスです!
アロンソ・キハーナ、ドン・キホーテです!
いました、ここに「ラ・マンチャの男」が!!
そんな上野さんと相方として共演できた「ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル」を経て、
何かご一緒したい、という想いが溢れ、今回のスピンオフライブのゲストとして出演していただくことになりました。
スピンオフライブでは、お昼に公演する
『ワタシノコト』の中のキャラクター、不器用(中井)とフェミニン(樋口)がライブハウスに飛び出し、
それぞれの持ち味を活かした対バンライブをします。
『ワタシノコト』オリジナルソング、ミュージカル、シャンソン、J-pop等、
僕の歌とフェミニン(樋口)のソング&ダンスでお楽しみ頂き、
会場が盛り上がったところに、上野さんに登場していただき、
トークと上野さんらしい楽曲をお客様にお届けさせていただく予定です。
何かを共にクリエイトしたくなる仲間との出逢いに、感謝です。
上野さん、よろしくお願いします!!!
中井智彦
ロートレックとして杖をついてお稽古場への道を往復する上野さんと後ろからその姿を見続けた中井さん
その光景がありありと浮かんできてほっこりしました
中井さんと上野さん 俳優・アーティストとしての考え方や目指す道 真っ直ぐさが似ていらっしゃる部分あるんじゃないかなと以前から思っていて。
昨年のムーランルージュで共にBohemian’sとして舞台に立つお2人を拝見する事が出来て
嬉しかったんです
そして今回はワタシノコトライブにゲスト出演
初演 再演と観る度にいつも背中を押して貰える大好きな皆さんと一緒にどんな歌 トークが
聴けるのかな?
とても楽しみです
MRにワタシノコト 応援しています